« 年賀状(2016年) | トップページ | 年賀状(2017年) »

2016/07/06

彷徨える好奇心 (画像)

Curiosity_1
Curiosity_2 Curiosity_3
モデル: Curiosity Rover  (NASA)
背景&IBL画像: Panoramic View From 'Rocknest' Position of Curiosity Mars Rover   (NASA)
照明: D|S-3Delight用環境IBLライト (自作)

少し前に「水の存在⇒生命の可能性」の発見にも役立った Curiosity ローバーですが、
その後の様子が気になって久しぶりに NASA のサイトを覗いてみたところ、
変わらず元気に火星の地表を徘徊し続けていました。
(rover = 徘徊者、彷徨者、あたりを嗅ぎ回ってる怪しい奴など)

で、ふと思い出したのが、以前、土星探索機カッシーニの OBJ データが置かれていた
NASA の3Dモデルページです。
「もっと充実してるかも・・・」と期待しながら開くと、以前の数倍以上のモデルが並んでいます。
その中にこの Curiosity ローバーも Blender 形式ファイルで置かれていました。
なんと、気の利いた汚れ付きテクスチュア版まで準備されていて、至れり尽くせり。

また、Curiosity がロックネスト地点の風景を撮影したパノラマ画像があったので、
それを3Dモデルの背景&IBLとして使って、D|S上で構成してみたのが上のシーンです。
パノラマ画像には色調無調整版を使ったので、ほぼ火星上で実際に見えていた色合いと
考えて良さそうですね。
 ※地質学者とかが調べるために地球上で見た時の色調に変換された画像もあり、
  そちらだと地面や山はもっと黒味がかり空は白味がかって見えます。

IBL画像用の処理としては、この Curiosity撮影のパノラマ画像が LDRI なのと
太陽のある空の上部が欠けているため、空と地表真下部分を同じ色調で埋めた
2:1の緯度経度パノラマ形式に拡張し、さらに影の様子から太陽位置と思しきあたりの
小円を切り取った別画像を HDRShop で高輝度化して、2枚を合成しました。
また、シャドウキャッチャー平面には、ディスプレイスメントマップで凹凸を付けて、
影の細かい凹凸感を出しています。


NASA の 3D モデルページには、計画中の将来の火星等近惑星探索車や、
他にも宇宙探索関連の様々なオブジェクトが置かれていたので、
幾つかを適当に見繕ってダウンロードし、同じシーン環境内に
「近未来の有人火星探索」風に(やっつけで)置いてみたのが下の画像です。

Mars_base
モデル: Space Exploration Vehicle, Z2 Spacesuit,
Habitat Demonstration Unit, DSN 34 m (NASA)

宇宙服(の人)は、ポーズを楽につけられるように、独立した Genesis1 型フィギュア に変換しました。
と言ってしまえば簡単に聞こえますが、両腕を前に突き出した宇宙服モデルは、Genesis の
ゼロポーズにはほど遠いため、最初は「ポリゴンメッシュを変形しようとして形状が破綻する」を
何度か繰り返しました。
その結果、Genesis の方を宇宙服の姿形に合わせておき、Transfer Utility で変換する"テク"を(やっと)覚えました。
フィギュアをよく扱う人なら「今頃何を言ってんの?」という感じでしょうけど(汗)。
(Morph Loader Pro とかその保存法とかも覚えて、一気に世界が広がった思いです)


という具合に、何かと苦労した宇宙服ですが、その後 NASA サイトをあちこち見ていて、
このモデル(新Z2型)は機能的に進化していても、外見的にはアポロ計画の時の宇宙服から
ほとんど変わっていないことがわかりました。
となれば月面上にも置いてみたくなります。
探してみると、アポロ17号の時に撮影された月面上のパノラマ画像があったので、
それを背景&IBL画像に宇宙服モデルのみをレンダーしてみたのが以下のシーンです。
ぴったり似合ってますね
(使われた実験用器材と人との大きさの違いは調べなかったので、その部分は不正確)

Z2_moon
背景&IBL画像: JSC2004e52772  (NASA)

|

« 年賀状(2016年) | トップページ | 年賀状(2017年) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/554431/63871233

この記事へのトラックバック一覧です: 彷徨える好奇心 (画像):

« 年賀状(2016年) | トップページ | 年賀状(2017年) »