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2015/02/02

霧のある話 その2 (雑感)

Fogperlin4
↑クリック拡大
フィギュア: Genesis Male (DAZ) 衣装・装備: Spartan 1 Armor (EvilEliotさん)
霧効果: Atmospheric Volume Shader (自作)

前回に続けて3Delight大気型Volumeを使った霧の雑感です。

炎がきっかけで調べてみた「霧(微粒子分布体)」に立体形状を付与する
手法ですが、複数の2次元直交マップの積や和で密度を定義する方式は
例が見つからないのでとにかく試してみたところ、幾何学的に美しくは
あっても、直交形状が鮮やかすぎて自然な姿にはならないためボツ。
3ds Maxか何かの例で見かけた、Voxel板を粘土のように積み重ねて行く
方式は、手間が大変でVoxel処理が必要な上に美しくもないのでパス。

結局あきらめて、軽いランダムノイズだけ付加しようと、3Delight の noise
関数を使ってみたところ、何か変(ヘンはヘンでも良い方にヘン)。
おまけにランダムパターンの再現性に必要な乱数の種はどうするんだと
探しても、そんな定義はない。Rendermanマニュアルの方を見て、これが
なんと1~4次元のPerlinオリジナルノイズであることがわかりました。
これはとても便利です。(作る手間が掛からず実行も高速)

Perlinノイズはスペクトル密度が一様ではないため、幾つかの波長の
加重和を作って、それを高度変化型の密度に乗せ、さらに少し風を
加えてみたのが上の画像です。

「ノイズ」とは言っても、調和的なバランスから激しく変化するバランスまで
複数波長(周波数)の調合方式によって様々な変化を生み出せます。

Fogghoulfighter
青く光る部分や噴射口から水色に照らされた部分がPerlin立体ノイズを持つ霧
モデル: Ghoul Fighter (Sol Commandさん) 背景IBL: Milkyway (sIBL Archive)
Fogpool
フィギュア: A4 for Genesis(DAZ) 建造物: Aikanaro (DAZ, DS添付)

きっかけになった炎も、Perlinノイズの調合によってそれっぽい形に
することは可能ですし、3次元形状なので視点を変えたり時間によって
連続的に変化する形状を使った動画も作れます。
しかし、そこまで来れば発光色とその3D変化機能も欲しくなるため、
大気型Volumeではなく通常のVolumeで炎専用のものを準備した方が、
扱いやすくて効果的な結果が得られるように思えます。

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