« 年賀状(2012年) | トップページ | Daz Studioで SSSスキン (UberSurface) »

2012/05/15

Daz Studio用 AO+ キャッチャー v2 (照度計付)

[マウスポインタ画像外⇔内] AO+キャッチャー有/無
[フィギュア] Columbian Mammoth (DAZ)

前AO+ キャッチャーで最も不便だったキャッチャー面の明るさ指定
 照度計 Illuminometer による明るさ計測で手数軽減した第2版です。

・照度計を使うことにより通常ライトのシャドーキャッチャー影の強さ
 (平均的な意味で)反映できるようになりました。

・そのためAO+キャッチャーに通常ライトのキャッチャーも一体化され、切り替えて使えます。

・また影の強さ広がり具合(強さのグラデ)も、より系統的に調整できるようになりました。

AO+ Catcher, v2.0  (D|S 3.1 & 4.0)

    クリックでダウンロード(45.6KB)
             ↓
AO Plus Catcher v2



Mat Preset

 選択された物体の選択された表面材質をAO+キャッチャー化
Plane
 10m×10mの正方形キャッチャー物体をシーンに読込む
Illuminometer(照度計)
 キャッチャー面の明るさをビューポートに描画
 (カラーピッカーで数値を読み取りキャッチャーのプロパティに記入)

【必要補助ソフト】 カラーピッカー
  画面上の任意の画素の色 を 「RGB形式 256階調 10進整数」 で表示するソフト
  ※RGB形式 256階調 10進整数の例
   100%白: RGB(255, 255, 255)      100%黒: RGB(0, 0, 0)

 例 ColorPix (Windows用フリーソフト、解凍不要)
   画面上のサイズが小さくかつ必要機能を完備
ColorPix

【使用原理】
  アイデア: surfdabbler Daz Forum Post #1902204、その一般化: 豆腐さん AOの影を捕まえる

【影をキャッチ可能なライト】
 AO+ Catcher モード
   IBLなどによる AO および Distant Light の影 を強さも含めてキャッチ可能
 Ordinary Shadow Catcher モード
   通常ライト(Distant/Spot/Point Lights)の影 を強さも含めてキャッチ可能
   (ただしライトの明暗変化がある部分の影の強さは、近似的なものになる)

制約
 1) レイトレによる影のみ(シャドーマスク不可)
 2) ライティングが変化した場合は、照度計で再計測&再記入が必要。
 3) DS3.1上で作成・保存したキャッチャー材質は、DS4では無効。
   (DS4ブリック材質機能の一部にDS3.1との非互換部あり)

インストール
Aopc_folder_installation ダウンロードした zip 書庫中の
AO Plus Catcherフォルダごと
D|Sコンテンツ・タブから表示できる任意の場所に
コピーまたは移動。

左の例ではD|S4既定インストール・パスの
My Library/Shader Presets/ 下へコピー。

使用例

Ubl_image IBL画像(HDRI)

雲の写真(LDRI)をベースに緯度経度型マップにCG加工(*)。
別画像に描いた太陽をHDRShopで高輝度化して2枚合成したHDRI。
* SHADE11の天球に空(雲の写真)・地面(2色スポット模様)・霧を定義して、
球面パノラマ・モードでレンダー。
Aopc_ex00 キャッチャーなしのレンダー結果

キャッチャー平面の読み込み
 
Scene_and_aopc_plane2 1) コンテンツ・タブから"AO+ Catcher | Plane"アイコン
ダブルクリック。

シーンにキャッチャー平面(1辺10mの正方形)が読み込まれる。
プレビュー画面では黒い(*)平面に見える。
* Ambient Color 既定値

照度計によるキャッチャー平面の明るさ計測
 
Illum_and_pick 2) コンテンツ・タブから"Illuminometer"アイコンをダブルクリック。

ビューポート
に、AO(UberEnv2)や影のないモードで粗い解像度の
高速描画が行われる。

3) カラーピッカーを使って、キャッチャー面の(現照明下での)
明るさをRGB形式(256階調、10進数)で採取(*)
左の例では、RGB: 203, 203, 203RGB成分の最小値 203
* 数値の単位は、100%白を RGB: 100, 100, 100 とする照度。
Set_minrgb 4) 採取したRGB最小値(*)より1小さい値を、キャッチャー材質
Min(R,G,B) - 1 プロパティーに記入。

* RGB最小値が「255」の場合: 照度計の「振り切れ」
  Sensitivity(感度)を半分に下げて再計測
 RGB最小値が「50以下」の場合: 影の強さ精度の低下
  ⇒Sensitivity(感度)を高くして再計測
 
Sensitivityは計測後もその値を変えずに使用する
影の強さの調整
 
Mammoths_100_0 5) レンダーしてみる

左の例では、影が意図したイメージよりも弱かった。
本来ならIBL画像の太陽輝度を相対的により強くすべき。

しかしIBL画像の太陽輝度を微調整するのはやや面倒なため、
キャッチャー側の機能で影の強さを調整してみる。

Set_200_0 6) キャッチャー材質Shadow Strength(影の強さ)プロパティーを、
200 % (=影の強さが2倍される)に設定。
Mammoths 7) レンダー結果

AO品質: Transformer High

影の広がりの調整Shadow Spread プロパティ)

より広がりの少ない影
Shadow Spread : -50%
既定状態
Shadow Spread : 0%
より広がった影
Shadow Spread : +50%
Tree_200_50 Tree_200_0 Tree_200_50_2

AO+ キャッチャー v2.0 のプロパティ

Props_all

Shadow Strength: 影の強さの調整
  200%は影の強さを2倍すること、
  50%は影の強さを半減すること を意味する。
Shadow Spread: 影の広がり具合の調整
  影の強さのグラデーションをガンマ曲線変換する
  Spread +50%|-50%: 強さ二分の一の影が強さ四分の三|一になる
Ambient Color: キャッチャー面のAmbient色
Ambient Strength: その強度
  キャッチャー面の各点のAmbient強度は、この値に
  その点の影の強さ(=面の不透明度)を掛けた値になる。
Sensitivity: 影をキャッチする感度
  照度計で計測する時に使った感度値は、
  レンダリング時も変更しないで使用する。
Min(R,G,B) -1: 照度計で計測したRGB最小値 - 1 を記入
  ライティングが変化したら再計測&再記入が必要。
  通常ライト・モードでは影を受ける部分の代表的明るさ。
Ordinary(0) AO+(>0): キャッチャーモード切替
 ゼロなら通常ライト Distant/Spot/Point Lights の影
 ゼロでないなら AO および Distant Light の影

[Susu-Harai 使用時の照度計描画] ―――――――――――――
 Susu-Haraiが有効な場合(a)(b) には、照度計による
 ビューポート描画は、Susu-Haraiモード(線形色空間)で行われる。
 (ただし出力ガンマ補正されないため色濃く暗く見える)

a) Susu-Haraiの有効条件(以下2条件が共に成立)
 1) 現在のシーン内Susu-Haraiオブジェクトがある。
 2) DSのCustom Action([F3]キーで表示)にSusu-Harai
   が登録されていて、そのパスにSusu-Haraiがある。
   (Susu-Haraiは1度でも実行されるとカスタム・アクション
   としてDSに記憶される仕様)

b) Susu-Harai有効時に通常レンダーを用いたい場合:
 [Shift]+「Illuminometer実行」 でキャッチャー面の明るさを計測
――――――――――――――――――――――――――――

|

« 年賀状(2012年) | トップページ | Daz Studioで SSSスキン (UberSurface) »

コメント

いまさらながら、、ようやくuberenvironment にチャレンジしていて、
DAZのチュートリアルのままshadermixerで作ったシャドウキャッチャーの影の色が
どうも変だったり、ぼんやりとにじんでしまい、背景とあわないんです。

さっそく使わせていただきたいと思います^^;

投稿: gonzou | 2013/03/18 19:08

gonzou さん:
何かとレスが遅れてしまって申し訳ありませんm(_ _)m。

天球型の背景画像を使う場合、シャドウキャッチャーはほぼ不可欠ですね。
またIBLの場合には、下半球からの光を程良く遮ってくれるので、シーンにUberEnv2を
読み込むと同時に上のシャドウキャッチャー平面を読み込むのが習慣になっています。

ShaderMixerで作っているので、何か不都合な現象が起きたら、そのシーン用の
やっつけ補正機能を付けることも簡単ですし、、、

投稿: おそまき | 2013/03/24 09:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/554431/54224618

この記事へのトラックバック一覧です: Daz Studio用 AO+ キャッチャー v2 (照度計付):

« 年賀状(2012年) | トップページ | Daz Studioで SSSスキン (UberSurface) »