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2010/10/04

DAZ Studio でリアルタイム立体視: DAZ stereo-cam v1.00

これまでの画像は、DAZ Studio (以下 D|S) でフィギュアのポーズ付けをやって、
それから SHADE にインポートしてシーン編集後にレンダリング。
しかし、このポーズ段階での(両眼視差)立体感も大事です。
そのため、何度か細かい調整が後から必要になったりして、その度にデータ移送が
間に入るのは、時間も掛かるし面倒。

『だったら D|S の方にも、前回 SHADE で実装した「リアルタイム立体視モード」を
つけてしまえば良いのでは? D|S 画面でグリグリ動かしながら立体像が見れるはず、、、』
と(おそまきながら)思いついて、D|S用のステレオカメラを試作してみました。

まずは、D|S だけで作ってみた静止画から、、、(「交差法」裸眼立体視画像)

    羽のない妖精 羽のない妖精 ←クリック拡大

    フィギュア: Aiko3 + (Mat&Pose)Akemi
    髪: Mitsu Hair
    衣装: Wild Butterflies by Fabiana Kofman (FKDesign)

やや思わせぶりな画像タイトルは、単に妖精の羽の部分のデータが、今回なぜか D|S 3.1 で
読み込めなかっただけのこと。
あと、D|S 3 でソフトウェアー・レンダラーに出力ガンマ補正が付いたのですが、
入力の方が線形化されていないため、使えませんでした。
ライティングで目立たなくしたつもりが、上のようにサムネイル化すると、陰影の隈取りの濃さが、、、
良いソフトなだけに残念です。

リアルタイム立体視 デモ動画

で、これが今回使った試作のステレオ・カメラ(笑)。

Dazstereocam 超小型高解像度ステレオ・デジカメ(試作品)
中央 - ベースカメラ
 本体固定。カメラの基本アングル決め操作に使用。
左右 - ステレオカメラ
 サーボモーター制御で上下左右に回転し、視線を動かせる。
レンズ焦点距離: 可変(無制限)
対象ロックオン追尾機能: あり

←モデリング・描画:SHADE 11 Basic

試用品 Download (daz-stereo-cam_100.zip, 4KB)

<daz-stereo-cam_100 の使い方>

ステレオカメラの導入

Dazsc1 D|S の任意シーン内に、ダウンロード・解凍した DAZ-Collada形式ファイル
 daz-stereo-cam_100.dae
 ※パスに漢字コードが入らないフォルダに置くこと
インポート

「RootNode(削除可)」の下に上図の3カメラが読み込まれて、
任意の景観窓で使用可能になる。

最初のカメラアングル決めは、
 stereo-cam: Base (=ステレオカメラにおいて人間の頭に相当するベース物体)
のみを景観窓に設定して、Baseカメラを移動回転する。
(ただしズームアイコン右ドラッグでレンズ焦点距離を変えてはダメ)

ステレオ景観画面の設定(交差法立体視モードの場合)

Dazsc2
↑クリック 別窓 原寸大表示
D|S 任意モードの景観画面を4分割にして、各景観を以下のように設定。

 stereo-cam: Right の眺め |stereo-cam: Left の眺め
 ――――――――――――――――――――――――――
 stereo-cam: Base の眺め | TOP View (Lit Wireframe描画が汎用的)
  (カメラの移動回転操作)     (stereo-cam: Focal Point の手動操作)

※ステレオ景観窓は、逆L字ツールバー右端クリックから、不要な表示をオフ。
  また左上隅のカメラアイコンをダブルクリックすると最小化できる。

ステレオ注視点の設定

Dazsc3
↑クリック 別窓 原寸大表示
頭とは独立に両目(左右カメラ)の視線を動かすには、
stereo-cam: Focal Point を使用。
(両目の視線は、Focal Point自動追尾するモードに設定されている)

【用法1】立体画像枠の深度決め
 (立体注視点深度=飛び出し・奥を決める立体画像枠の深度
 Top View から Focal Point を、ローカル座標系 Z 軸(青矢印)方向にのみ移動。

Dazsc4 【用法2】頭とは独立に視線のターゲット追尾を行う
 (ちなみに、頭回転による追尾は、Baseカメラにターゲットを設定)
 Focal Point 物体のリンク位置を、Baseカメラ下から、追尾する物体下に移動。

ステレオベース(虹彩間距離)の変更

Dazsc5 Baseカメラの X Scale を Parametersタブから変更。

既定値 X scale = 100% の時、ステレオベース = 6.4cm。

例: X Scale = 1000% ⇒ ステレオベース 64cm
   (10倍自己巨人化、または対象 1/10 縮小)

レンズ焦点距離(視野角)の変更

Dazsc6 stereo-cam: Base, Left, Right を"同時選択"。

ライカ版フィルム(いわゆる35mmフィルム)カメラでの「レンズ焦点距離(mm)」を、
Parametersタブ内の Focal Length に設定。

既定値 36mm。(D|S 既定値は 65mm)

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